トレーダーに必要な2つの情報とは?
ネットで膨大な情報が瞬時に手に入る今、その全てを見るには時間がいくらあっても足りません。
私は、トレーダーに本当に必要な情報とはたった2つであると考えています。それは
①過去の値動き
②将来のイベント予定
です。
詳しく解説していきましょう。
①過去の値動き
過去の値動きから、現在のトレンド、価格を支持する値・抵抗となる値を導くことができます。
上のチャートでは、過去の値動きから計算した移動平均線が価格のサポートラインとして機能し、価格が上昇したことが確認できます。また、明らかに上方向に進んでいるため、上昇トレンドであることも分かります。
このように、過去の値動きから将来の価格を予想することをテクニカル分析と言います。
テクニカル分析には様々な方法が含まれますが、私が最も重要視しているのが、移動平均線とトレンドラインです。詳しくは別の記事で書く予定です。
②将来のイベント予定
イベントというとざっくりしていますが、具体的には、株では会社の決算、FXでは経済指標、仮想通貨ではコインの分裂などです。
上に挙げたようなイベントは実際に発表・行われた後、価格に影響を及ぼします。
そこからトレンドが始まったり、大きな価格変動をもたらしたりするため、トレードのチャンスとなります。
また、予期せぬ急変動で損失を被ることを避けるためにも、事前にイベントが予定されている日時を知っておくことは大切です。
ニュース速報は見なくて良いのか?
私はニュース速報があまり重要であるとは思っていません。
私がニュースを見たということは、世界中に私より先にニュースを知った人がいるということであり、それによる価格変動は既に始まっているということです。
値動きを監視していれば何かニュースがあったことは分かるため、やはり過去の値動きが重要であると主張したいです。
まとめ
過去の値動きはチャートを見てトレードする人なら当たり前の情報ですが、将来のイベント予定は忘れがちです。メモを取るなりしてチェックしておきたいですね。